【日本の農業復興プロジェクト・ヒーローズ神宝米2022】#13 子どもたちに素晴らしい日本を残したい
ヒーローズクラブ・豈プロジェクトでは、日本人の生活の根幹をなす農業を復興するため、「神宝米(かむたからまい)」の有機栽培に取り組んでいます。
農業を通して、本当にたくさんの大切な学びを頂いています。有機の田んぼに入り、日々たくさんの生き物たちと触れ合うメンバー。田んぼに訪れてくれる生き物たちとのエピソード、引き継がれていく日本のあたたかい景色、未来へ繋ぐ想いを大切に、今日もヒーローズメンバーが活動しています。
■ヒーローズクラブ 株式会社メディアラボ 部長 小林英司
新緑の季節となり、塩谷町も雄大な自然、そして爽やかな風と青空、とても気持ちの良い空間が広がっています。
ふと気づいたことは、田んぼを見ていた際に一般的な田んぼと有機の田んぼでは明らかに違いがあることです。それは生き物たちの数です。有機の田んぼには、おたまじゃくしやゲンゴロウ、微生物などたくさんの生き物たちが元気に生きていることが一目でわかります。稲も生き物です。生き物たちが元気に生活できる環境であれば、稲も元気に育つことができるのだろうと想像できました。たくましく黄金色の稲穂を揺らす神宝米を想像すると、より一層今年の神宝米が楽しみとなりました。先人たちが私たちに希望をつないでくれたように、私たちも子供たちに素晴らしい日本を残していけるよう、1つまた1つ、丁寧にやっていきます。
■ヒーローズクラブ 愛和食品株式会社 村上 伊織
今回は畑一面に生えている小麦の中に、異株(異なった品種)も生えてしまっていたため、それを採取する作業を行いました。一番多いのは大麦で、小麦に比べるとヒゲが長く明らかに違います。そんな大麦を採取するため、広大な小麦畑を端から端まで歩いて確認していきました。小麦畑の中にはモンシロチョウが飛び交い、てんとう虫やカエルなど沢山の生き物たちが住んでいました。炎天下の中での作業になりましたが、沢山の小麦に囲まれ、自然の大地からエネルギーを貰い、生き物たちと一緒にいることで「人間は自然や他の生き物と共存させてもらっているんだな」と改めて感謝の気持ちが込み上げた有難い1日でした。生き物たちが沢山住んでいる田畑にいることは、そこに美味しいものがある証。有機の物を沢山の方に食べてもらいたいと思いました。これからも頑張っていきます!ありがとうございました!
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
有機JAS法に基づいて栽培した「神宝米」や、神宝米でつくった「醤油麹」「甘酒」が、豈プロジェクトオンラインショップからご購入頂けます。
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