【日本の農業復興プロジェクト・ヒーローズ神宝米2022】#15 豊かな土壌で、苗がすくすくと育っています
ヒーローズクラブ・豈プロジェクトでは、日本人の生活の根幹をなす農業を復興するため、「神宝米(かむたからまい)」の有機栽培に取り組んでいます。
ヒーローズクラブの仲間と共に行った御田植祭。御田植祭を通して感じたこと、そしてこれからに向けての農業メンバーの想いをお届けいたします。
■ヒーローズクラブ 株式会社山崎文栄堂 代表取締役社長 山崎登
先日は、ヒーローズクラブの仲間たちが参加しての御田植祭をありがとうございました。
半農半Xに取り組むようになって初めて学んだのですが、稲の栽培方法には種類があります。直播(ちょくは)栽培とは、水田に直接種をまいていく栽培方法で、低コスト低人件費の栽培です。それに対し、私たちが杉山さんと取り組んでいるのが、育てた苗を水田に植える移植栽培です。
そして今年チャレンジしているのが、有機ポット成苗です。この有機ポット成苗田植えもいよいよ大詰めで、チームプレーが大事です。手間と愛情は三倍かかります。トロトロになった土の田んぼには、土壌が良くないと生息しないイチョウキゴケ、タニシ、イトミミズや他の生き物たちも本当に元気に生きています。ポットの苗は本当に力強く、困難にも打ち勝てるようしっかりと立って、気持ちよく風に揺れています。
この愛すべき苗が稲穂に成長する姿、安心安全な奇跡の古代米として、たくさんのみなさんにお届けできますように。楽しみに、待っていてください。
■ヒーローズクラブ 株式会社メディアラボ 部長 小林英司
先日は、待ちに待った御田植祭をありがとうございました。
そこに苗が植わっていく姿をみているとき、私は生きている大地に新しい生命が誕生したような気持ちになりました。爽やかな風が吹き、水面が美しく揺れる中に苗が力強く立つ姿、地球の生命力を感じます。このような素敵な大自然から出来たお米をいただくことで、私たちは活動することができ、世の中に貢献する仕事ができるようになります。
半農半Xの活動を通じて、農作業の一つ一つがとても手間がかかることを知りました。それなのに、お米の買取値は下がり続けていて、農家さんが継続して生産していくことが難しくなっています。
日本に数多く存在する私たちのような中小企業が、日本の農業の状況を知り、農業の復興に向けて立ち上がる時だと心から思います。誰かにこの声が届き、ひとりまたひとりと、一緒に活動してくれる方や応援してくれる仲間が現れていくことを願い、引き続き想いを込めて活動していきます。
ありがとうございました。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
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