【耕作放棄地再生プロジェクト】集まれ中小企業!「農業×中小企業」で屋久島から日本に希望を
ヒーローズクラブ・日本中小企業経営審議会・豈農業研究所としては初めての挑戦となったクラウドファンディング、私たちにご縁のある屋久島で、3年間放置されたお茶の耕作放棄地再生プロジェクト。
いつもお世話になっている方々はもちろん、このクラウドファンディングがきっかけでプロジェクトを知ってくださった方々も、たくさんいらっしゃるかと思います。たくさんの仲間の皆さまに応援いただき、2023年5月5日、目標金額である300万円を達成することができました。皆さまからご支援いただいた費用では畑を開墾するための機材を購入させて頂き、より効率良く、4000坪の茶畑復興に向けて取り組んでまいります!
屋久島有機緑茶 天謡(あまうた)
☆1袋~、応援購入ができるようになりました☆
※一般発売は今夏~秋頃を予定しております。
https://yamato.world-u.com/ec/1359/
子どもの自殺率は年々上がり続け、世界に比べても若者が幸福実感をもてない日本。そんな現状を変えたい。実現するのは政治家でも、ひとりのずば抜けた救世主でもない。日本の99.7%※を占める中小企業だからできることはある!このプロジェクトは諦めが悪く、希望を捨てないすべてのどろくさい中小企業、お母さん、お父さん、大人たちが参加できるプロジェクトです。
みなさんにもぜひ考えて欲しい。今の日本に何が必要なのか。
わたしたちに何ができるのか。応援、よろしくお願いします。
出典※1 独立行政法人中小企業基盤整備機構より(https://www.smrj.go.jp/recruit/environment.html)
わたしたちは、日本の未来のために、地域や業種の垣根を越えて、経営者が共に現場の課題を話し合い、地域や行政へと真実の声を届ける活動をしています。『日本の未来を、学び・考え・行動する』を軸に、これまで様々な活動を行ってきました。
現在、わたしたちの住む日本には様々な社会課題があります。食料自給率の低下、少子高齢化、人材不足、労働問題。そして日本の未来に期待を持てない子どもたち。これって一部の政治家に任せていればいい課題なのでしょうか。わたしたちはこのまま何もせず傍観しているだけで良いでしょうか。
日本の99.7%を占める中小企業。わたしたちは、ただ自社のビジネスのことを考え、利益を追求するだけでよいのでしょうか。そんなはずはありません。
わたしたちは、考えました。わたしたち、零細中小企業が、志に目覚め団結し助け合い挑戦すれば日本を元気にできるのではないか。小さな力が集まれば大きな力となり、社会に貢献できるのではないか。
そこでわたしたちは、農業・教育・文化・経済の4つを柱に活動を始めました。特に日本人の生活の根幹を成す農業に注力。「半農半X」を実施し、農家さんと企業が手を取り合いながら、企業の業界枠、年齢の垣根を超えて多くのメンバーが一丸となって活動しています。
今回の挑戦の舞台となるのは屋久島。自然栽培のお茶作りに挑戦します。
屋久島から、日本の農業復興のためにわたしたちは今立ち上がろうとしています。
日本農業を覆う暗雲たち。まずはその正体は何なのか知るべく、東京大学の鈴木教授をはじめ、各大学の教授をお招きして講演会を開き、学ぶことからわたしたちは始めました。そうして、日本は食料自給率が低いこと、農業従事者は高齢化し、耕作放棄地も増え、化学肥料は高騰していること。EUなどで禁止されている農薬が日本では使用可能で、日本人のミネラル不足は深刻化していることなど、さまざまな側面から課題がある事実を知りました。
そこでわたしたちは考えました。商人であるわたしたち中小企業が持っている商業力で、農家さんたちのお手伝いができないか、価値創出ができるのではないか、と。農産物の出口設計をすることでこの課題を解決できるのではないかと考えたわたしたちはプロジェクトに挑戦しました。
2021年4月にスタートした栃木県塩谷町の神宝米プロジェクトでは、自然栽培でお米づくりを目指す農家さんとタッグを組み、初めて半農半Xに挑戦しました。
出口設計として、完全買取を保証。神宝米の販路獲得や買取価格向上のために取り組んできました。完全買取を保証した本プロジェクトでは、実際に参加した企業が会社給食に使うために神宝米500万円分買い取るなど、多くの方にお米が届けられました。
また労働力提供のために、定期的に栃木県に赴き農作業を行う中で、社員にとっても農作業が癒しの時間となりました。普段は触れることのない土に触れ、第二の故郷ができたと喜ぶ社員も。
こうした取り組みは社員の健康や食や農に対する意識変化にもプラスの影響をもたらしました。
この中小企業と農家が力を合わせて日本復興に向けて歩む神宝米の取り組みは、大きな反響を呼びました。より安心安全なものをつくりたいという日本全国各地の農家さんからお声がけもいただいています。この活動を日本全国47都道府県でも広げていきたいと考えております。
わたしたち中小企業は、一つ一つのできることは限られているかもしれません。
でも「結の精神」で団結することで本気で日本を変えられると信じています。
日本は湿気が多い気候。屋久島はその最たる場所です。豊かな生態系ゆえに、虫も多く農作業をするには苦労が絶えません。
そんな屋久島である日、昔ながらの方法を用いて土のもつ本来の力を引き出すことで、化学肥料や農薬に頼らずともお茶を作っている農家さんに出会いました。その方が志を掲げながら生産する一方で、私たちは世界遺産でもある美しい屋久島で荒れ果てた土地を目にします。
そこはかつて立派な広さを誇る茶畑でした。
農家さんによると、人手不足により手入れができず放置されてしまった土地とのこと。
実は屋久島では耕作放棄地問題が深刻となっています。後継者や人手不足により、放置されている土地がたくさんあります。耕作放棄地問題は屋久島だけの問題ではありません。これは将来の日本が向き合わないといけない問題です。人口減少が見込まれる日本では、この先より多くの耕作放棄地が生まれてしまうのです。
わたしたちは決意しました。
この茶畑を復活させ、屋久島古来の茶作りを復興しよう。農家さんと一緒に取り組むことで、耕作放棄地もよみがえらせることができるかもしれない。そしてこの屋久島でのプロジェクトが成功できれば、きっと日本中でも農業X中小企業で日本を復興する取り組みを広げられるはずだ。こうして屋久島天謡茶プロジェクトがスタートしたのです。
わたしたちは、屋久島にある約4000坪の耕作放棄地と化している茶畑を元に戻し、屋久島の薬草とブレンドした健康によい有機のお茶作りを目指します。本プロジェクトでは、茶畑をよみがえらせるべく、その活動資金のご支援をお願いしております。
まずは草を刈るところから始めないといけませんが、この作業を手作業でやるとすると何年もかかることになるため、機械の導入を行います。その資金の一部に充てる想定ですので、多くの方のご支援いただけますと幸いです。
ここまで読んでいただいたみなさまは、今回日本の課題について知っていただけたと思います。知って終わりにして欲しくない。それがわたしたちの願いです。今回の屋久島のプロジェクトを一つの機会にしていただきたいのです。日本について知り、学んで、考えて、そして自分たちの意志を声に出す。声に出し、団結して行動することで日本を良い方向に変えることができると思います。
今回はさまざまな形でのサポートをご用意しております。この屋久島天謡茶プロジェクトに何かしらの形で関わっていただいた方は、わたしたちの同志です。社会貢献の活動の第一歩として、ぜひ仲間になっていただけますと幸いです。
一緒に日本を元気にしていきましょう!
今回のプロジェクトでわたしたちが作る天謡茶には、さまざまなこだわりがあります。
世界遺産にも登録され、美しい自然に囲まれた屋久島。屋久島は別名、薬島と呼ばれるように古来からガジュツ・ウコンなど多くの薬草を産出し、人々に親しまれてきた歴史があります。
天謡茶はミネラル豊富な屋久島の大地で育った茶葉と健胃作用があるウコン、ガジュツをブレンドしたオリジナルのお茶となっています。
安全なお茶を飲んでいただきたいという想いから、全て「農薬:栽培期間中不使用」でお作りしています。農薬検査でも全ての残留農薬の不検出という結果が出ています。安全で健康なお茶を飲んでいただき、いつまでもみなさまに健やかにいてほしいという願いを込めてお届けします。
今回は3種類のラインナップでご用意しております。
身体の健康だけでなく、地域にも日本社会にもよい巡りをもたらすお茶、天謡。一人で一息つきたいとき、家族との団らんのとき、職場の仲間との休憩時間に、ぜひ一服お楽しみください。
ありがたいことに、大学の先生や農家さんから応援を頂いております。
東京大学大学院 農学生命科学研究科 鈴木宣弘先生
今、世界的に食料や生産資材の入手が困難になりつつある中、国内の農業生産の振興が急務になっていますが、コスト上昇にもかかわらず、農産物の販売価格が低迷し、国内農業は苦境に立たされています。耕作放棄地の増加スピードも速まりつつあります。
このような中、耕作放棄地を活用して国内農業生産を増やすことは、不測の事態に国民の命を守るために喫緊の課題となっています。耕作放棄地を活用して自分たちで農業生産をしたいという消費者も増えていますが、なかなか方策が見つからないでいるケースも多いのです。
だからこそ、そこに企業が自ら乗り出して、農家に協力して耕作放棄地の活用を進めて消費者に十分な食料が届けられる仕組みづくりを行うことが非常に効果的だと思います。
中小企業経営者がそのための行動を開始していることは希望の光です。
大いに期待しております。
屋久島農家 堀内直哉様
屋久島は、樹齢数千年の植物が育つ生命力がいっぱいの島。
標高が低い場所では雑草も木々も成長が早く、すぐに生い茂ってしまう。
雨も多く、生まれたての台風もよく通過する。でもその自然の変化が実は生命力のある植物を育てるのだと気が付きました。
それならば、この屋久島で自然の魅力を活かした生命力の強いものを育てて、自然の風味をまるごと多くの人に届けられれば、人や地域、そして日本のためにもなるのではないかと考えました。
そして、そのことが地域の課題でもある耕作放棄地を回復するのにもきっと役立つと願って。
しかし、ひとりでやれることには限界があるのも理解していました。
その時に偶然にもすばらしい出会いがありました!それは同じ志を持って実践している日本の中小企業の方々でした。
新しい日本の未来へつなげていくチャレンジにどうぞ応援よろしくお願いいたします。
応援はこちら
屋久島有機緑茶 天謡(あまうた)
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