養老孟司先生特別講義「命の使い方や働くことの本質について考える機会に」
11月14日、東京大学名誉教授 養老孟司先生をお迎えし、特別講義を開催しました。
お話の一言ひとことが深く心に染みる2時間でした。こうしてリアルにお会いして空気感を感じ、諸先輩に学ぶ時間は本当に貴重な体験です。
全国から経営者・幹部が集い「日本の未来」に心を寄せ、しっかり考え実践する。これからも共に学び合い協力していくことを大切に、活動してまいります。
このブログでは講義に参加したヒーローズクラブメンバーの感想を掲載しています。
共に日本の未来を創っていきましょう。
■ヒーローズクラブ 株式会社山崎文栄堂 部長 清家美奈
養老孟司先生から直にお話を聞きたいという方が全国から駆けつけて、会場は満員。
積極的な姿勢で聞かれる受講生の熱気と、養老先生の穏やかな空気が調和して心地よい空間でお話がスタートしました。先生のお話で印象的だったことは、つないでいくということです。
昔の人は「家」というつながりの中で、とても長い時間感覚をもって生きていらしたと教わりました。そのため先のことを考えて、今何をしたらいいかを考えて生きていたということを教わりました。
そのことを聞いたときに、日本が大事にしてきたのは教育だと思いました。
伊勢神宮の式年遷宮で、なぜ20年一度大規模な引っ越しをされるのかも技術と精神と教育の継承ときいたことがあります。伝統文化だけではなく、企業も先の日本を考えて今できることをさせていただくという精神でいることが大事なのではないかと思いました。
各企業の技術と精神と教育が日本の未来を創っていくと思います。私たちも、同じ志の仲間とつながり、日本の未来を創っていきたいと思います。
■ヒーローズクラブ 愛和食品株式会社 村田保貴
日本の復興に必要なことは、一度リセット（破壊）する事が必要なのかもしれないと感じます。
多少の犠牲があってもリセットしたあとに初めて日本人としての誇り、精神性を取り戻すのではないのかとさえ思いました。
日本の目覚ましい戦後の復興も、そう考えると納得がいきます。
利便性だけを求めすぎた現代社会で、多くの事を失ってしまった日本人に対する養老先生なりの警鐘なのでしょう。
ただ、私たちは「心のリセット」で何とか日本を復興しようとしています。教育、農業、文化の本来の意味を広げていく活動をこれからも少しづつ丁寧に行って行きたいと思います。
貴重な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の特別講義は11月30日は矢作直樹先生をお迎えします。
まだお席がございますので、ぜひお越しください。
矢作直樹氏 特別講義
「より良い日本の未来に私たちができること」
https://yamatoec.world-u.com/20221130jsmb-keynote
また、一流の教授陣による特別講義の一部はワールドユーオンラインで視聴することができます。
https://kizuna.world-u.com/online-register/
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