【ヒーローズクラブ半農半X・屋久島】#5 日本が持つ豊かな自然を生かす農業を仲間とともに

日本の農業を応援しよう！中小企業の経営者が地域の皆さまと手をとりあって手掛けている農業復興プロジェクト。この度、ヒーローズクラブとご縁の深い屋久島にて、中小企業経営者たちの次なる挑戦がはじまりました。屋久島での半農半Xで取り組むのは、栽培期間中農薬不使用の生薬茶づくりです。

今回、9月末にメンバーが行ったのは農地の整備です。
台風直後の作業となりましたが、畑には自然の防風林に守られながら、すくすくと育つお茶とウコンの姿がありました。

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■ヒーローズクラブ　株式会社メディアラボ　渡口聡則

9月下旬の屋久島は風が心地よく、移り変わる季節を感じながら農作業をさせて頂きました。
大型の台風が過ぎた後なので心配していましたが、ウコンもお茶も防風林に守られながら元気に成長している光景を見て植物の生命力を感じるとともに、気候にあった農地造りの大切さを学ばせて頂きました。

雨の多い時期には追肥を調整し、雨の多い屋久島でも作物が十分に育つようミルフィーユ状に散布する等、有機栽培を支える工夫を色々とお聞きし、画一的な方法で大量生産する流通品とはまた別の「日本的」な農業を肌で感じました。
現在の日本の農業は、海外への依存が強いと東京大学大学院 農学生命科学研究科教授 鈴木宣弘先生も仰られていますが、そういう時だからこそ日本という国が持つ豊かな自然を十分に活用する事が必要なのだと作業を通して学ぶ事ができます。

仕事をしながら農業に携わる半農半Xプロジェクトは、私たち一人一人が食料自給率の課題に向き合いながら、具体的に解決していくための一つの道筋だと強く感じています。
ありがとうございました。

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■ヒーローズクラブ　愛和食品株式会社　秋山大輔

好天に恵まれ、気持ちよく農作業を行うことができました。大きな台風が過ぎたあとで、茶畑の茶木には枯葉や枯れ枝が積もっておりましたが、そんな中でもすくすくと成長する茶葉に感動しました。

農作業に来ると毎回感じるのは、日本の農作業従事者の高齢化と担い手不足の問題です。私でもきついなという作業を高齢の方が行っている現実があり、後を継ぐ人もいない為、耕作放棄地が増えている現実があります。安心、安全な食物を供給していく事がどれ程、大変な事か、実体験を通して学ばせて頂いてます。

少しでもこの問題の改善や解決の一翼を担い、情報を広げていく事によって、将来の明るく、元気な日本を築きあげていかなければ、と改めて強く感じます。そして一緒に取り組ませて頂いている堀内さんのチャレンジ精神、バイタリティ、学ぶ姿勢は大変勉強になり、また来月屋久島に伺うのがすごく楽しみです。今回も、ありがとうございました。

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ここまでお読み頂きありがとうございます。

屋久島の大自然でのびのびと育ったお茶を皆さまにお届けできるように、そして課題の多い農業を少しでも盛り上げて、美しい日本を未来へ紡いでいけるように、ヒーローズクラブの挑戦は続きます。

ぜひ農業の応援にも参加頂けましたら嬉しいです。
https://yamatoec.world-u.com/nogyo

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