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ヒーローズクラブ・ピロール農法体験記

7月22日、ヒーローズクラブの代表メンバーは福井県福井市でピロール農法を用いて、神宝米を育てている内田農園さんを訪問しました。ピロール農法でお米を育てる場合は夏の時期に田んぼ全体にピロール資材を散布する必要があります。これがとっても重労働。今回はピロール資材をまくお手伝いをするために内田農園さんを訪れました。集まったのは計10名のヒーローズクラブメンバー。初めて内田農園を訪れるメンバーも多く、空港に集まったメンバーの表情はこれからどんな景色と体験が得られるのかという期待に溢れていました。

よく晴れた青空の下、石川県小松空港から車を走らせること1時間。福井市内を通り抜け、透き通った川を眺めながら、山里に入ると内田農園さんの田んぼが広がっています。少し背を伸ばした稲が風に揺れ、薄く張られた水はキラキラと輝き、どこか懐かしさを感じる日本人の原風景です。

ピロール資材を販売している株式会社エルゴンの黒田与作さん、内田農園の内田一朗さんが出迎えてくださいました。黒田さんはピロール農法の第一人者として長く研究開発を行なっています。

内田さんから作業の説明をうけたあと、早速動力散布機を背負ってピロール資材の散布を行いました。この日の気温は30度以上の真夏日。メンバーは暑さに負けず、イキイキと楽しそうにピロール資材の散布に取り組んでいました。参加したメンバーからは「田植えは経験したことがあったが、肥料散布の経験はなかったので、とても楽しかった。元気になあれと思いながら取り組みました」という声や、「お米を育てる途中の経過でどんなことをやっているのか知ることができていい勉強になった。風や水が散布を助けることも知り、自然の力を感じた」などの感想がありました。メンバーの体験する様子からは、こういった活動を通して、日本の農業を元気にするぞ!という意気込みが感じられました。内田さんからも、「とても重労働なので、大勢で手伝いにきてもらえて本当にありがたい、こういったことをきっかけにもっとピロール米を知ってほしい」というお言葉をいただくことができました。

ピロール資材の散布を終えたあとは、内田さんが育てたピロール米と地元のお母さんたちが作ってくれた山の恵をふんだんに使った昼食をいただきました。メンバーはピロール米のおいしさに目を輝かせて大いに感動!昼食中は黒田さんからピロール農法の歴史やメリット、ピロール農法で育った農作物の素晴らしさについてご講演いただきました。シアノバクテリアを使った農業は、古くから日本人を支えてきた農業です。元気になった土で育ったビタミン豊富な農作物は、食べた人の身体を健康へと導くということを改めて学ぶ機会になりました。農業を応援したいという思いのもとピロール農法について学ぶメンバーの眼差しは、真剣です。

学び、体験し、食す。黒田さん、内田さんをはじめとした地元農家の方々のご協力のおかげで、農業を応援する上で大切な体験をすることができました。今回の体験はヒーローズクラブメンバーの心に深く刻まれています。ヒーローズクラブでは、ピロール神宝米のほかにも、地域の農家さんと連携して、有機農業を広げる活動を行なっています。今回の経験と田んぼが広がる美しい風景は、ヒーローズクラブメンバーの胸に刻まれました。決意を新たに、これからも日本の農業の復興を目指して中小企業一丸となって活動してまいります。

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