寺子屋プロジェクト

日本人千年の教科書を学ぶ。
2021.8.21

豈（やまと）プロジェクト4つの取り組みのひとつが「教育の復興」その中で、日本古来の学び舎である寺子屋復興プロジェクトを各社が展開しています。

寺子屋では一体どんなことが学ばれていたのでしょうか？

ヒーローズクラブでは、江戸時代の寺子屋使用されていた小学校の低学年用の教科書「実語教」から取り組んでいます。そもそも「実語教とはどんなもの？」今日は実際に学んでいるメンバーの声をお届けします。

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■ヒーローズクラブ　株式会社メディアラボ  代表取締役　長島睦

メディアラボの長島です。今回、実語教勉強会に参加しました。

「教育が大切」ということはいつの時代も言われることです。

では、今、何を学ぶべきでしょうか？

志や精神性を学ぶことだと痛感します。なんのために生きるのか、改めて一人一人が考える時が来ました。

私自身が感じることは、お金や刹那的な楽しさではなく、誰かのために、日本のために。

想いを持って「今ここ」を生きること。

それが、人生も仕事も楽しむ秘訣です。

福沢諭吉の「学問のすすめ」の中で以下のように記載があります。「『実語教』に、人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なりとあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとに由(よっ)て出来るものなり」つまり、賢い人とそうでない人の差は学ぶことによって出来ると書かれています。

福沢諭吉が学問のすすめの中で引用している実語教。

どのような精神性で、何を大切にして生きるのか。

昔の子供達が寺子屋で実語教を学んでいました。

そんな精神性を幼い時から学んでいたからこそ、腹が据わり、芯の通った日本人が育ったのだと思います。21世紀に生きる私たちは、新しい時代にあったスキルや技術、ノウハウを学ぶことが大事だと思い込んできました。

しかし、今大切なのは、世界最古の国である日本の建国の想いやどんな考え方を大切にしてきたのかを紡いでいくことです。そこには、全く色褪せずに脈々と現在まで伝わる志があります。

先人たちが脈々と繋いできた志を継いで、喜び溢れる国を世界に作る。

仲間と共に、今ここを生きる。その大切さを学びました。ぜひ多くの大人と、これからの時代を紡ぐ子どもたちと共に、実語教の学びを広げていきたいと思います。

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■ヒーローズクラブ　株式会社メディアラボ  部長　小林英司

こんにちは！メディアラボの小林です。先日はワールドユーアカデミーの実語教セミナーに参加してきました。

なぜ実語教を学ぶのか？

そもそも実語教が何なのかもわかっていなかったのですが、平安時代から続く文献であり、寺子屋教育の中で使用されていた教科書とのことです。その内容は、なんと、自分の人生において決定する際の価値判断基準を決める重要な要素、理、真理・学びが書かれていました。

人は何かと判断基準を外に置きがちです。「社長が言ったから～」「メディアが言ったから～」「会社が言ったから～」など。でも本当はもっと自分で考えて良き判断をして行動していいものです。でも考えずにパブロフの犬のごとく反応で行動してしまいます。

日本を元気にする上でも、自分で考え、立ち上がっていく必要があります。

自分の中の内神様や直観力を鍛えるのに、この実語教の内容はとても必要なものと感じました。なぜならば、この実語教に書かれている文書を読み考えることで、判断基準であったり、知恵が身につき、鍛えられるような感覚があったからです。

知恵をつけることは、世の中や誰かの役に立つ上でもとても大切な要素です。

知恵のある人は、毎日の生活の中で、何が大切なのかの優先順位がわかっている人です。そしてそれに従い行動できる人です。

実語教を読んで学び、感じたことを考えて言葉に出すことで、知恵が実につき、優先順位を間違えず正しい判断ができるようになってくると思います。

同じことでずっと悩んでいるということは、学んでいない、自分の考えが変わっていないということです。何かを行動を変える必要があります。もし思い当たる節があるようでしたら、ぜひ、実語教を読んでみてください。私は自分の考えをシフトするうえでも、実語教の教育はとても大切なものと感じました。

ありがとうございました。

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今回もお読み頂きありがとうございました。

ワールドユーアカデミー・ヒーローズクラブでは、共に志の高い経営を学び、実践し、善き仲間と愛される会社つくりに取り組む仲間を募集しています！ぜひ一度私達に会いにきてください。

★ワールドユーアカデミー志勉強会＆ヒーローズ講演会
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